浅野風香『高峯のあの事件簿・佐久間まゆの殺人』
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96: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/02/20(水) 23:25:44.26 ID:+PFa67g40
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椋鳥山荘・1階・玄関ロビー
のあ「留美、止まってちょうだい」
留美「どうしたのかしら、ソファーに座り込んで」
のあ「疲れたの……あなたの力になれそうもないわ」
留美「仕方がないわね、真奈美さんを呼んでくるわ」
クラリス「和久井留美様はどなたでしょうか?」
留美「私です。お名前をお聞きしても」
クラリス「クラリスと申します。星輪学園でシスターと教職についております」
留美「フルネームは」
クラリス「生徒の前ではお控えください」
留美「わかりました。ご用件をお聞きしても」
クラリス「和久井様とお話したい生徒がおります。あちらの部屋へ」
留美「私を名指し、ですか」
のあ「……」
クラリス「はい。和久井様お一人で来て欲しい、と」
留美「わかりました。伺いましょう」
クラリス「よろしくお願いします」
留美「木場真奈美さんを呼んでくださるかしら」
のあ「私は3階の部屋にいるわ。真奈美も3階に来るように」
クラリス「わかりました」
留美「聴取は順調ですか」
クラリス「皆様、落ち着いております。協力的かと」
留美「ありがとうございます。案内をお願いしても?」
クラリス「はい。その前にひとつお聞きしてもよろしいですか」
留美「何なりと」
クラリス「高峯様とは付き合いが長いのですか」
留美「そうです。真奈美さんよりも長いかと」
クラリス「長い付き合いが出来る理由は」
留美「変人だけれど、正義の人だから。これ以上ない美徳ですから」
クラリス「ご案内します。こちらですよ」
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