中野五月「あいまいでぃすたんす」
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123:名無しNIPPER[saga]
2019/03/01(金) 22:17:50.72 ID:yh8p7IXs0
「確かに……」
「むしろあれで隠してるつもりだったってのが怖い」
「い、いつか自分の口で宣言しようと思って」
「いつかが遠すぎる。ほら、今言え今」
「今ですか?!」
「お前の口からは聞いてないしな」
なんの儀式だって感じだが、こういうのが意外と大事だったりする。逃げ道が消えることによって力を増すタイプの人間がいることは知っているから、五月もそうである可能性を願おう。
「いえ、でも、今のままだと……」
「できるかどうかはこの際どうでもいいだろ。この場合、重要なのはなりたいかどうかだ」
それっぽいことを言って励ます。退路の一切を絶たせてしまう恐ろしいやり方だが、彼女にはこれくらいでちょうどいいと思う。保険も予防線も、挑戦という概念の前では邪魔なものでしかないから。
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