中野五月「あいまいでぃすたんす」
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246:名無しNIPPER[saga]
2019/03/25(月) 20:25:39.05 ID:nWbkMq5U0
彼のしつこさや諦めの悪さは私たちの可能性を信じて疑わなかったがゆえのもの。ぶっきらぼうな言葉の数々は人付き合いに慣れていないあの人なりの励まし。その他にも、考えが変わったことはたくさん、たくさんあった。斜に構えた受け取り方を排することで見える本質が、たくさん身近に転がっていたのだ。彼はただ不器用なだけで、実際は感情表現が下手くそな普通の人だって。そんなことに気付くまでに一年もの時間を要しながら、それでも私たちは、お互いのことを少しずつ理解し合いながら、笹船が進むくらいのスピードで、じっくり、じっくり、歩み寄れた。
そして、その過程で、私は。私は……。
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