中野五月「あいまいでぃすたんす」
��
↓ ��
1- ��
覧 ��
板 ��
20
290:名無しNIPPER[saga]
2019/03/30(土) 19:02:13.82 ID:ybCgTbmS0
「お前の姉貴たちも、まだ必死になって探してる」
「知りませんよ、そんなの」
「家に帰る気は?」
「まさか、あんな話を聞いたうえで、今まで通りの生活に戻れるとでも?」
できる限りの力で睨みつける。ちょっとした仲違いや喧嘩ならまだよかった。どちらかの譲歩によって改善の見込みがある程度の出来事なら、人生において何度か起こり得る喧噪の一部として仕方ないながらも受け入れられた。
でも、こと今回に至ってはそうじゃない。見せられているのは大いなる価値観のズレで、それはとてもじゃないけれど自分に馴染むようなものではない。
体表を爬虫類が這い廻るような気味の悪さがずっと消えてくれなくて、許されるのなら今にも叫びだしてしまいそうだった。様々な感情が自分の中で複雑怪奇に混ざり合っていく感覚が、酷く恐ろしい。
470Res/240.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20