中野五月「あいまいでぃすたんす」
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360:名無しNIPPER[saga]
2019/04/05(金) 20:40:28.27 ID:YuPhG13q0
「あのときのものすごく申し訳なさそうな態度は嘘だったのですか?」
「そうはならんだろ……」
「それなら、もっと相応しい態度があると思いません?」
「たとえば?」
「それを探すのはあなたの仕事です」
「前も言ったろ。俺は察しが悪いって」
「みんなと邪な関係を結んだら私がどんなことを思うかは察せませんでした?」
「…………」
「ほら、分かっているのに分かっていないフリをしていた人が、察しの悪さなんかに逃げないでくださいよ」
痛すぎるところを突かれる。俺にとってのそれは弁慶でいう向う脛なので、狙われたらただただ悶絶するしかない。
もちろんのこと、五月がどんな反応をするかの察しはついていたし、だからこそあれこれ策を講じて隠した。そんな俺が、下手な言い訳に自身の鈍感さを使うのは筋が通らない。
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