中野五月「あいまいでぃすたんす」
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409:名無しNIPPER[saga]
2019/04/05(金) 21:11:31.03 ID:YuPhG13q0
「ふ、触れるなら言ってくれないと、心の準備が……」
「準備なんてあってもなくても変わんないと思うけど」
「それ、ぞくぞくしてダメなんです。どうせなら、中に……」
「弱みには付け込んで欲しいんじゃなかったか」
「ひ、ひど。さい、てい……!」

 性交時に精神的な優位性を保とうとしてしまうのはおそらく、二乃に薬を盛られたあのときのトラウマからだろうか。最初に向こうの余裕を消し飛ばしてしまえば後はなるようになるという経験則が生きているからと言うのもあるかもしれない。
 五月が口を滑らせてくれたので、継続して入り口の近くを撫でつけ続ける。強力な性感帯には触れないようにして焦らしながら、それでも確かに快感は残るように、じっくり、じっとり。心を快楽で侵食していくような心もちで、時間をかけてゆっくりと。
 五月はそんな俺の愛撫に時折呼吸を弾ませながら、抵抗の意思を示す言葉を投げかけてくる。けれど自由になっているはずの手で妨害をすることはないので、今感じている気持ちよさを失いたくないのだという深層心理も透けて見えた。
 触れている場所の水っぽさは時間を追うごとに増して、そうなればなるほどに五月の声が甘いものに変わっていく。言葉で示した反意も肉体の反射の前では無に帰してしまうようで、元の白い肌はそこらじゅうが紅潮して、引き結んだ唇は悔しそうにぷるぷる震えていた。



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