中野五月「あいまいでぃすたんす」
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438:名無しNIPPER[saga]
2019/04/05(金) 21:28:16.14 ID:YuPhG13q0
「いつかお前に赦してもらえるように。あいつらの誰とも、遺恨を残さずいられるように」
「嫌われたくないのでしょう?」
「ああ。でも、今となってみれば……」
天井の染みを見上げながら噛み締めるように一言だけ言って、俺はまた眠りにつくことにした。
特に捻ったわけでも、これといって考えたわけでもない。でも、だからこそ、ありのままの本音が染み出した言葉を。
「……お前らの誰からも、好かれたままでいたいよな」
「じゃあ、――」
眠りに誘われてしまったせいで、続いた五月の言葉を記憶することは叶わなかった。
けれど、なんだか。
とても暖かい気持ちに包まれたことだけを、覚えている。
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