7:名無しNIPPER[saga]
2019/02/21(木) 20:30:34.18 ID:3G9LR2BY0
「俺はいいから、今は自分のことだけに集中しとけよ」
「そうは言っても……」
「ここに来てるってことはお前も職員室目当てなんだろ? ならさっさと行ってやれ。後がつかえる」
五月は妙に食い下がる気配を見せたが、意図してそれに取り合わず、そそくさとその場を脱する。積極的に話したいことではなかったし、話すにしても場所を選ぶ必要があると思った。少なくとも誰が盗み聞きしているかも分からない廊下で持ち出すような話題ではない。
「後でちゃんと教えてくださいね!」
五月の声を背中で受けながら、室温を気にしなくても構わない教室へと向かう。体が冷えていると、その延長で心まで凍えてしまいそうな気がしたから。
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