穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『17』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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名無しNIPPER
[saga]
2019/04/10(水) 23:44:28.10 ID:VhsbocMu0
▽�B【思い出は渚の向こう側へ―――】を選択
――――――×月◇日
この日、私の生きがいが死んだ
彼女と知り合ってまだ一年も満たなかったが、私にとって彼女は太陽だった
ずっと、何の意味も無く歯車のように自宅と職場を行き来する何の代わり映えも無い、そう半ば死んだように生きていた私に
生きている意味を教えてくれた子だった
しかし、彼女は今、冷たい水底で眠っている
何に怒れというのだろう、何に哀しめというのだろう
人は感情が処理できない程の衝撃を受けた時、何も沸いてこないということを思い知らされた
訃報が私の耳に届いた時、…私が抱いたのは喪失感と、虚脱だ
空気が抜けて萎み切ったゴム風船のように気力も体力さえもわかない、何もかもがどうでもいい
怒りも悲しみも、本当に何一つとして感情が沸かない…処理しきれない程の衝撃だった
錬金術師として名を上げようとするも現実は厳しく、出した企画は悉く面白くない、ありきたりだと上司に蹴られ
諦めかけた私の前に舞い降りた彼女こそが私にとっての全てだったというのに
新品の靴と新調したスーツの袖を通して、職場への道を何処か期待と緊張を含んだ気持ちで浮かれながらも通った道が
何時しか苦痛でしかなかった時…彼女は水平線を見に行こうと声をかけた
私は、掛け替えのない友である彼女とらしくない水着を買って、ビーチボールなんかも持って出かけた
沈みかけの夕陽をバックに靡く彼女の髪も神秘的な波打ち際も美しかった、だから私はつい口にしてしまった
私はあきらめない、次の企画が通らなかったら、それ以上の物を作って上座共を認めさせてやると、夢を掴む事を諦めない
夢が叶ったならその時、キミに完成したモノを一番にあげようと
現実という奴はどこまでも私を嫌う様だ、職場も彼女も何もかも泡<あぶく>にしてくれた
ああ、彼女に貰った真珠を私は自棄を起こして渚の向こうへ投げ捨てた
思い出の真珠を――加工して作った【パールハート】を、思い出と共に…
『隕鉄』『サンゴ礁』『十字架』『銀』『貝殻』
『枯れた花』『飾り紐』『水の魔石』『魚の骨』
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�@ 【焼けた顔の代わりに…あいつの顔が欲しい】
�A 【お花さんが枯れちゃった、押し花にしたいの】
× 【思い出は渚の向こう側へ―――】
�C 【彼女の誕生日を心からお呪いする為に♡】
�D やっぱりやめとく
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