穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『17』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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509:名無しNIPPER[saga]
2019/04/17(水) 23:54:43.81 ID:lfmTCStR0
▽B『守衛室の日記』を選択

- 今日、食料を含めた生活必需品と灯台の整備に必要な機材を乗せた定期船が来ました -
- 短い付き合いでしたが彼女は船に乗り陸へと帰って行きました… -

- 少し、切ないです。 -


ペラッ

- 昨日は感傷的になっていたのか、少しだけ暗い気分の内容を書いてしまいました -
- 人里離れた小島だから人恋しさがあるのかもしれません……ですが私が持ち場を -
- 離れてしまっては船乗りを初め多くの人にとって迷惑が掛かります、規則だから -
- 守らなければならない規則だからこそ、私はこの小島を離れてはならないのだと -
- そう強く思いたい。-


ペラッ


- ひとときの同居人との会話で思い出したのは私は陸の情勢に疎いということです -
- 定期船の船長は会話こそしますが、あまりそれに関する話題に発展しない所為か -
- 自然と知る機会が少なかったのも大きいかもしれません数日前の事、船長は私に -
- 『ここは隔離された小さな世界かもしれんが、ある種の楽園だ』と告げたのです -
- 何故そう言うのか尋ねれば、魔物娘側もこの施設だけは壊したくないと考えてて -
- 人からも魔物にとっても大事な場所だから、戦火を避けれるかもしれないとの事 -


ペラッ


- 昨日は自分の考えばかりを書き記していて最近、職務に関する記録が疎かかと -
- そう考えています…、だからもしもここが万が一にも取り壊しこそされずとも -
- 占拠地になったら私はどうなるのだろうか、とかそういったことはこれ以降は -
- 考えず、また書き込まないようにしようと思うのです -




- ここが占領されたら、私はどうなるのだろうか -

- 怖い、最近知った話では漂流者の彼女も敗北は濃厚になりつつあると言いました -

- そうなったら陸に元から居る魔物娘に加え海洋からやってくる魔物娘も本格的に侵攻を始めると -
- 容易に予測がつきます、…当然ここだってタダでは済みません -

- 逃げたい、でもここはおじい様のそのまたおじい様のずっと遠い代から受け継がれた場所であり仕事です -

- また、私がいなくなれば迷惑を被る方も居ます、これは私の義務であり仕事なのです -

- だから自分は全うしなきゃならない、少なくとも自分の行動を自分で決めて良い権限はありません -

- 仕事だから、役場や有権者からお声を掛けて貰わない限りは私は動きません、でも誰かに逃げてと言って欲しいです。 -



ペラッ


- 今日、遭難者が二人もこの島に流れ着いた、驚いたことに魔物娘でした -

- ただ、想像するイメージとかけ離れていて…なんというかおバカな二人でした -
- 1人は直ぐにその場で服を脱ごうとする破廉恥極まりない露出癖のある人で -
- もう1人は古風な不良を体現したような服装で、考え方も何処か古いお方でした -

- 危害は加えないから食料の提供をしてほしい、ぐったりと窶れた顔で言ってきた内容を -
- ざっくり訳すとそんな内容で、どうもこの二人が放っておけなくて水と食料を渡しました -

- 一心不乱に、渡した物を食べ漁り、礼を述べてまたボロボロの木造船、というかボートです -

- あれで海を渡ろうとしている姿に呆れさえ覚えました -

- 聞けば、何らかの理由があって海に投げ出されたけどどうにか生き残って陸に戻ろうとしている、だそうです。 -




パタンッ




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