穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『17』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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77:名無しNIPPER[saga]
2019/02/25(月) 02:14:25.80 ID:8EZGDiKG0
▽A そもそも21番からの脱出以外、手はないのか?(知識値400)を選択






▽いや、怖がるな、知ることを恐れるな



▽21番を使わずともどうにかできる方法はきっとあるはずだ……



▽期待、不安、両方が渦を巻いていた…それは宛らコーヒーに落としたミルクを匙で混ぜ始めた時に似ているだろう

▽黒に白が混じり、螺旋を描いてどっちつかずの配色になる




▽再び翳した手は心なしか震えて見えた





―――かつて、この世界の人も異世界からの脱出を目指した


しかし、技術というのは一朝一夜で飛躍的に進歩する訳ではない、積み重ねの末に、数田の実験と検証の上で出来上がる


ある人はモーセ計画なんてモノに縋り、ある者は徹底抗戦を唱え

本当に数える程しかいない少人数は完成するより先に蹂躙されて絶滅する未来が見えてるのに異世界脱出用の乗り物を作ろうとした



間に合いそうで、間に合わなかった


まず動力となる無限エネルギー発生装置の<アルカナ・アーツ>を4基だが
それは徹底抗戦を唱える有権者が簡単に研究チームに渡す筈が無く、戦場に持っていかれた

完成させるのに4基、更に、稼働させるのに最低でも1基はつけておかねばならない


世界から出ても原子分子レベルで分解されないようにするこの世に実在しない素材を金貨で作って、剣で不都合になる部分を斬り捨て
聖杯で恒久的な移動の時間さえ支配して、杖で亜空間も容易く飛び越えるだけのエネルギーを生み出せばいい


それに、だ



金貨があれば、他所の世界についても"肉体"を生み出せる、魂だけになったなら、器を作ってそこに入ればいいだけだ



未完成の上に、動力源も無い。


仮に動いたとしても行先も分らず何処に辿り着けるかさえもわからない

海のど真ん中で方角も分らず、羅針盤も使い物にならない、そんな状態で船をただ闇雲に動かすようなものだ、永遠に何処かに辿り着けはしない




これは仮にの話だが、例えば、人間が滅んだ後の未来で誰かがあの乗り物…"10番"を完成させ
尚且つ、何処に行けば次元の海からどこぞの世界に行けるか『航路が分かる人物』でも乗っていれば話は別かもしれん


10番は本当の意味で、命運を決める―――運命の輪になるかもしれない


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