【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十八輪目】
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271: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/04/13(土) 23:31:30.78 ID:x+7LFKI7o

天乃「時間は? もうない?」

沙織「まだあるよ……でも、長くはない」

もう一月も終わってしまう

二月に入ったあとは、祟りはどうなってしまうのだろう

蝕むことに注力するのか

周りを巻き込み、絶望に誘うことを目的とするのか

どちらにしても、良いことは何もない

祟りは最終的に勇者たちの生命力を食い尽くして、殺してしまう

沙織「このままだと、春まで持てばいい方だよ」

天乃「そこまで……来てるの?」

沙織「平静さを保ってるのが凄いというほどには」

一人ではなく、みんなで抱えている罪だからだろう

だから、辛さを分かち合うことが出来て

精神的に追い込まれてしまうことがないのだ

沙織「……良かったね。一人にだけ背負わせることにならなくて」

天乃「……ええ」

奉火祭を東郷だけに背負わせていた場合、

同じように救出しても祟りの対象は勇者の中の一人

口にするだけでも伝播するその苦しみをたった一人で背負うことになっていたらと思うと

天乃は恐ろしく、首を振る

天乃「時間はないけれど、明日にしましょう……一番危ない子から、私の力。分けてあげないと」

沙織「そうだね……久遠さんも大変だけど、頑張って」


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