【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十八輪目】
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453: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/05/05(日) 22:05:55.18 ID:nz4BH5tXo

カツン、カツンと松葉づえを鳴らしながら

巧く歩けない天乃にとっては長い廊下を進む

車椅子を使うほうが良いと若葉は言ったが、リハビリの為にもと断ったのだ

天乃「はぁ……ふぅ」

松葉杖を壁に立てかけて、息を吐く

他の患者が通ることのない特別な通路は静かで

天乃のため息すらもうるさく聞こえる

だからだろう、万が一に備えて同行していた若葉は不安そうに眉を顰めた

若葉「やはり、車椅子の方が良かったんじゃないか?」

天乃「あら。私のことお姫様抱っこしたくはないの?」

若葉「それとこれとは関係ないだろう」

天乃「帰りは……そうして貰えると嬉しいなって話よ」

にっこりと笑って見せる天乃に

若葉は呆れた表情で「まったく」と笑った

若葉「そんなことを言う余裕があるなら大丈夫だな」

天乃「冗談じゃないのに……良いわよ。千景に頼むから」

若葉「千景は流石にお姫様抱っこはしないと思うぞ」


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