R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
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155:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2019/05/01(水) 11:31:25.86 ID:vOoJ0PB40

「クチナ、大丈夫か? 今日は顔色が優れないようだが…」

ツバキが心ここにあらずと言った感じのクチナを気遣うように声をかける。

「あ、はい…昨日からどうも気持ちがざわざわするというか…情緒不安定な感じが続いてるんですよね…」

昨日あった出来事について記憶は封じられていても、揺さぶられた気持ちについては簡単には収まっていなかった。

(あと何だか知らないけど、妙に歩きづらい感じがする…)

処女を失ったことも忘れているので下腹部に残る違和感が気になって仕方がないクチナであった。

「お前はずっと探索に出ずっぱりだったからな…きっと疲れが溜まっているんだろう。今日は一日横になっているといい」

「そう…ですね。今日はそうします」

そんな二人のもとに、ぱたぱたと元気な足音が近づいてくる。

「じゃあ つゆときりでおせわするー」

「おふろにもつれていくよー おトイレにもつれていくよー」

「あ、あはは…そこまでしなくていいから。でももしもの時はお願いねー」

「「おまかせあれー」」

再びパタパタと走り去っていくつゆときり。

「いい子たちだなぁ」

「いい子たちですねぇ」

ほのぼのとした気分で子供たちを見つめるツバキとクチナ。

「さて、では私も下りるか。しっかり休めよ、クチナ」

パタン、と部屋の扉が閉じる音がしてツバキの足音も遠ざかっていく。

一人ベッドの上に残されたクチナはほう…とため息を吐いた。

(あの子たちには…危険な目にはあってほしくないな…)

クチナは心からそう思う。

でもいつか自分の使命のためにあの子たちが辛い目に会うことがあったなら…

と、また思考が悪い方向に向きかけてクチナは首を振った。

(今日はみんなの言う通り、ゆっくり休もう…)

不安を押し込めながら、クチナはベッドに潜り込んだ。


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