R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
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467:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2019/07/08(月) 19:42:08.37 ID:NAJH5BZA0
「アレ…か。つまりお前が戦いを挑んだ相手というのは、持っていたんだな? この『レシピ』を」

オークラ氏が制服の胸元から取り出したのはツバキたちが手に入れたものとそっくりな巻物の断片であった。

「はい…残念ながら、奪い取ることはできずにこの体たらくです」

「そいつらの持っていたレシピと俺のレシピの断片を合わせれば…また一つ目的に近づくことができたのだがな」

上司の口ぶりから不満げな意思を感じ取り、一瞬慌てた表情を見せるラビットガールであったが。

「し、しかしですね、オークラさん! 私、いいアイデア思いついちゃいました! ここはひとつ、あの三人組に協力を頼んでみるというのはどうでしょう!」

グッと胸の前で両拳を握りしめ、『いいアイデア』を嬉々として語り始める。

「ほう。お前を倒した連中にか」

「そうです! あのツバキと呼ばれていた女サムライ…腕っぷしもさることながら、戦いにおいて正々堂々の態度を貫く武人でありました」

彼女はツバキが渡してくれた胸元のてぬぐいに触れながら目を輝かせた。

「彼女らにあの柚さまの悪辣な所業について話せば、力を貸してくれるやもしれません!そうすれば共に柚さまを打倒することも夢ではないかと!」

「ラビットガールを倒すほどの腕前…正々堂々とした武人…ツバキと言う名の女侍…」

(なるほど。最近噂になっている『プリティーうさちゃんズ』か…)

ぶつぶつと言葉を反芻しながら考え込むオークラ氏。

そしてそんな彼の顔色を伺うラビットガール。

「どう…でしょうか、オークラさん?」

「うむ…いいだろう。今後は彼女らの力を『利用』することにする」

オークラ氏の妙に不穏な含みを交えた返答に、ラビットガールは眉をひそめる。

「り、利用ですか。それはちょっとニュアンスが違うような」

「―だからお前はもう用済みだ」

「えっ」



ガッ―



突如振り下ろされたオークラの手刀がウサギ少女のうなじの部分を打ち―

「―かはっ」

(え…おーくら…さん…?)

疑問が沸き起こる暇もなく。

ラビットガールの意識は再び闇に沈んだ。



「―まぁ、用済みとは言ったが」

倒れ伏して気を失ったままのラビットガールを見下ろして邪な笑みを浮かべるオークラ氏。

「お前には違う役割を与えてやるさ。お前にとって本当にふさわしい役割をなぁ…」

オークラ氏は自分よりはるかに小柄なウサギ少女の体躯を軽々と抱えると脱出ポータルを展開させ、その場から消え去ったのだった。


――――――

とりあえず今日はこれだけ。

続きは頑張って書いてる最中です。

もうしばらくおまちいただきたい…


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