R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
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塔の主
◆VfcsCSY7us
[saga]
2019/04/07(日) 18:32:57.41 ID:41DjWORN0
三月二日
また一人自殺し、また一人が外へと出ていった。
残った奴らはだいぶおかしくなっている。
俺も自分が正気であるかどうかの自信なんてない。
久々に神に祈りたくなった…俺に神に祈る資格なんてとうに無くなっちまっているのにな。
三月三日
罰なのかもしれない。
俺たちがこの研究棟で行なってきたことを思い返してみれば、神の怒りを買ってもしょうがないのかも知れない。
倫理も何もあったものじゃない、やることなすこと生命への冒涜そのものだ。
けどな、だからといってこのままで終わってたまるか。
さらなる神の怒りを買ったとしても、これまで培った悪魔の技を用いて俺は生き延びてやる。
要するに、外の化け物どもに対抗する術があればいいのだ。
三月六日
皆追い詰められているせいか、あっさりと俺の計画に乗ってきた。
そうだ、化け物たちに対抗する為に俺たちも化け物を創り出す。
出来るはずだ、この研究棟に残されたありとあらゆる研究データ、そして生体サンプルを駆使すれば!
三月十日
あの人影の正体が判明。
魔女アルスト―とあいつは名乗った。
俺たちの研究記録やデータを閲覧するためにここへ侵入してきたのだという。
スパイやらハッカーにはそれこそ「魔女」やら「魔術師」なる二つ名で呼ばれる人間がいるが…まさか本物の魔女、とはな。
それなりに収穫はあったようで去り際にヤツはお礼にと、古めかしい悪趣味なデザインの置時計を残していった。
『私にはもう必要ないからあげる』
『時間を有効に使うことも生き延びるためのコツだものね』
奴はそう言って皮肉めいた笑みを浮かべていた。
とびきりの美女ではあるが…気に食わない。
ふとジェシーの笑顔を思い出した。
いつか子供をつくる約束をしたっけ。
くそ、俺は生きるぞ、ジェシー。
三月二十日
精神的に参っているとはいえ、流石は世界各国よりすぐりの天才的頭脳の集まりだ。
培養カプセル内の幼体は順調に成長を続けている。
ライオン、トラ、猿、ゴリラ、鷹、ハヤブサ、アナコンダ、コブラ、毒蛙、毒蜥蜴、タコ、蛭…エトセトラ。
様々な生物の特徴を併せ持つこいつはまさしく異形と呼べる代物だ。
こいつならきっと、外の化け物たちとやりあえる。
三月二十七日?
何かおかしい。
今日は二十七日…のはずだ。
時間の感覚が狂っているのだろうか。
やはり疲れているのだろう。
かちかちと、あの悪趣味な時計の音が聞こえる。
四月二日
成体に育ち切る前に、アレにもう一種の生物の要素を足さなければならない。
アレが出来上がったところで、我々の命令が通じなければ意味がない。
我々は猛獣使いの訓練などしていないのだからな。
となると、人の命令を聞く為のそれなりの知能が必要だ。
猿やゴリラでは足りない。
ならば、やはり。
四月 日
見たのか!?誰かが、この日誌を!
四月 日
くそ!あいつら、俺をアレに組み込むつもりだ!
ふざけるな、俺は計画の立案者だ!
最後まで見届ける権利が俺にはある!
見届けて、生き延びるんだ俺は、絶対に
ああ ドアのロックが
開錠されて
月 日
かみさ ま たす け
(手記はここで終わっている)
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