R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2
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塔の主
◆VfcsCSY7us
[saga]
2019/08/11(日) 00:57:24.69 ID:GwVduQ1g0
ほほう…!
スキル使用しない
===
リン「チェーストォーー!!」
ツバキ「ぬんっ!」
ガキンッガキィィン!
リンとツバキ、二人の剣士は一進一退の攻防を繰り広げていた。
ツバキ(つ、強い…!)
ツバキ「くっ、何故だ! 構えも剣さばきも貴方の剣は誠実そのもの! なのになぜ吸血鬼になど与する!?」
リンの顔はさらに苦渋に歪む。
リン「ボクが…ボクが不甲斐ないせいだ! この冒険には皆を巻き込まないと! そう誓ったはずなのに…部下たちの思いを、忠誠を、ボクは軽んじすぎた!」
とある亡国の姫騎士であり、国を建て直す鍵がダンジョンタワーにあるというお告げを受けたリンは単独でこの危険な戦いの待つ塔に挑んだ。
リン「だがそれは自分の勝手な思い込みだった! ボクはもっと部下を信じるべきだったのに! 素直に部下たちの力を借りていれば、こんな…!」
オニキスはこう言った。
お前を慕ってこっそり塔までついてきていた部下たちは皆自分のギルドに入ってしまったのだと。
むろん、部下たちの意思ではない。
リンへの想いを利用された彼らはいつの間にかオニキスの操り人形となってしまっていたのだ。
リン「ボクは…部下を取り戻す! その為ならボクは…うぉぉぉっ!!」
ツバキ「くううっ!」
リンの強烈な気迫にツバキが気圧される。
ツバキ(仕方あるまい…私も覚悟を決めよう!)
ツバキ「はぁぁぁーーーーっ!!!」
ツバキが裂帛の気合を込めて太刀を構える!
ツバキ(貴方とは…もっと違う形で剣を交わしたかったぞ…!)
ツバキ「気合注入…いっとうりょうだ…!」
必殺の威力を秘めた一撃を繰り出そうとしたその時だった。
ギルド員E「ぬおりゃぁーー!!」
がしぃっ!!
ツバキ「ぐっ!な、なんだ!?」
突如としてギルド員たちに背中にしがみつかれ、ツバキの動きが止まる。
ギルド員E「うへへへ! オニキスお嬢にご褒美をもらうのはオレだぁぁー!」
ツバキ「ぐっ…は、放せ…!」
振りほどこうともがくツバキだが、その身体には次々とギルド員たちがしがみついていく。
ツバキ「う、動けない…う、うぁぁっ!?」
多くのギルド員たちに押しつぶされるように、ツバキの身体が地面に押し倒された。
ツバキ「は、放せっ…」
オニキス「きゅふふふふ! みんなよーく頑張ったわー! おかげでおーちゃんの大勝利だよー♥」
勝ち誇ったように邪悪な高笑いをあげるオニキス。
リン「お、オニキス! 貴様はどこまで剣士の誇りを侮辱すれば気が済むんだ!」
オニキス「ふん、吹けばとぶようなホコリなんてどうでもいーわ。さて、それではこいつらの血をたんまりと頂こうかしら…」
そう言ってニタリと笑うオニキスであったが…
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