136:名無しNIPPER[saga]
2019/03/24(日) 23:48:37.69 ID:wcdaTGeL0
「楽しんできた?未亜ちゃん」
「あ…うん。楽しめた…」
「…もしや、抜け駆けしたなぁ…!?」
「いや、してないよ!?うん…出来なかった…」
「…何か、ごめんね」
つばさが、頬を赤らめた未亜に噛み付いたと思ったら、二人で慰め合っていた。
女の子の気持ちは、――にはよく分からない。
「もうすぐ花火大会です。場所取りは済んでいるので、参りましょう」
「は、はい…!」
「きゃっ!?」
「緑ちゃん!?」
浴衣に慣れていないからか、石畳に足を取られ、緑が転ぶ。
怪我はさせまい、と――の身体が受け止める。
が、体勢が悪かった。
無理矢理割って入った形なので、上体が反り切っていた――が、人一人を止めたまま、その体勢を維持出来る筈も無く。
――が緑のクッションになるように、二人して倒れてしまった。
「………!?」
その時、運悪く二人の唇が重なり合った。
「なぁ…!?」
「永久保存」
「やめてあげなさい」
「ごごごごごごめんなさい!わわわ私がドジでごめんなさい!!」
怪我が無くて良かった、とぎこちない笑顔で返す。
茹蛸すら降参するほどに、真っ赤に染まった緑の顔。
事故によって、二人のファーストキスは交換された。
↓2 誰と何をするか。イベントも可。
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