148:名無しNIPPER[saga]
2019/03/25(月) 01:06:59.05 ID:viB3Y7p70
花火も終わり、見物客たちも帰り始めた頃。
――たちも、家に向かって歩いていた。
「楽しかったなぁ。…ねえ、――。憶えてる?」
いったい何を、と――は問う。
「ああ、何時のことか言ってなかったね。ほら、小学生の頃の…」
ピンときた――は徐に頷く。
「あはは…。やっぱり、憶えてたか」
「恥ずかしいけど、懐かしい記憶だよね。私が逸れちゃって、――がずっと捜してて」
「…あの時は凄く心細かったけど。君の顔を見た時、安心したんだ」
「あ、照れてる。…え?私は照れてないよ?…顔が赤い?」
「…そういうのは、思っても口に出さないのが良い男、だぞ?」
「…なんてね。君はそのままでいたらいいよ。その方が、私も安心する」
「…うん。本当に、楽しかったよ」
「それに、京さんも楽しそうで良かった。笑顔、あんなに可愛かったんだね」
――とつばさは、それだけ言うと二人で小さく笑う。
それに気付いた京は照れた様子で、団扇で顔を隠した。
↓2 誰と何をするか。イベントも可。これが終わったら後半戦に。
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