191:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 23:41:34.57 ID:gAu4v9LS0
ドレスを見せ終わったメイドたちは、元の衣装に着替えるため再度二階に戻った。
二人きりになったリビングで、緑がぼそりと呟いた。
「…皆、綺麗でしたね。私と違って…違って…うぅ…」
パーティーの時のあの姿を知っている――は、それは違うと言い切る。
あの時の緑も、同等かそれ以上に輝いていた。
それは、――だけでなく誰もが思っていた紛れもない真実だ。
――はそう、確信していた。
「…私の姿も可憐だった…ですか…?」
「あ、ありがとうございます…。でも…」
「そんな言葉を私に使っていたら、安っぽくなっちゃいますよ…?」
「だから、もっと相応しい方に…。…ふぇ…?」
「ほ、本当に美しかった、ですか…」
――の言葉に驚いた緑は、顔を隠して横を向いた。
「み、見ないでください…。今の私は…」
「今の私は…きっと、他の人に見せられない顔をしてますから…」
手で覆いきれていなかった緑の耳は、真っ赤に染まっていた。
↓2 誰とどんな会話をするか。イベントも可。これが歓迎会のラスト安価です。
208Res/81.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20