【安価】モノクマ「ドロドロした修羅場が見たいかー!」【短編集】
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55: ◆1SKn6znVT2[saga]
2019/05/05(日) 08:52:50.31 ID:C5VhsDGM0
十数分後。

九頭竜「っ」
辺古山「……お願いします、坊ちゃま」

何故か冬彦は裸となっていた。
冬彦の目の前では、辺古山が嫁入りするかのようにマットに三つ指着いて頭を下げている。勿論、彼女も裸のままだった。

先程までの会話の流れはよく覚えていない。何がどうして、こうなったというのだろうか。

ただ、気が付いたら九頭竜はペコを抱くことになっていた。

辺古山が九頭竜と性交する際に上手く気持ちよくしてやれるように練習として日向に抱かれていたという妄言は通常の精神状態なら絶対に信じられるようなものではない。浮気―――とは違うが、その手の言い訳だと考えるのが普通。だというのに、そうかと流してしまったのは、九頭竜が信じたかっただけの話だろう。おまけに日向もなぜか浴槽の中に居る。日向の顔も困惑しているのは、彼自身も何を言ったか覚えていないという証拠だろう。勢いだけでこの混沌とした状況を作り上げたというのなら、彼の判明していない才能も相当に凄いに違いない。超高校級の希望とかそんなレベルのモノだ。

辺古山「……坊ちゃま?」
九頭竜「お、おう!」

ただ、九頭竜に考える力は残されてない。惚れた女の裸に奪われている。

辺古山「では、始めますね」
九頭竜「っ!」

宣言と共に辺古山が体を起こし、膝立ちとなる。日向の身体に隠されない体の前面。それだけで九頭竜は生唾を飲み込んだ。染み一つない少女の裸体は日ごろ想像しているよりも美しく、男根を刺激するには十分すぎるほどのフェロモンを放っていた。男の視線をどう感じているのか、彼女はローションのボトルを手に取り、中身を己の身体に塗り込んでいく。両手を使った作業は丹念だった。深々とした胸の谷間に手を差し込み、おへそや髪と同色の陰毛が生えた秘所まで塗り込んでいく。風船のように巨大な乳房がぐにゃぐにゃと変形していく様は蠱惑的であり、股の間を汁が覆うのは何とも言えない色香があった。

辺古山「では、まずは乳房からお楽しみください」

準備が終わった辺古山が両手で乳を持ち上げながら言った。見せつけられた乳首は勃起していた。ごくりと生唾を飲み込んだ冬彦は自分も男根を持ち上げ、近づいた。

冬彦「っ〜〜!!?」

挟みこまれた瞬間、少年の背筋を電流が駆け抜けた。半勃ちだった肉棒が完全に勃起し、辺古山の顔を指し示す。

辺古山「あっ!」

辺古山の口から小さな声が漏れた。嬉しげだったのは己の身体で主が悦んでくれたからだろう。自業自得以前の問題だが、日向との営みを見られて落ち込んでいた彼女にとっては救いに違いない。

九頭竜「かっ!?んっ!?」

扱き上げが始まると、九頭竜は歯を噛みしめて嬌声を必死に堪えだす。張りのある肉に包み込まれた肉竿が満遍なく刺激され、立っているのがやっとといった状態。

九頭竜「だす、ぞっ!」
辺古山「っ!」

射精はかなり早かった。ドビュっと脈動したかと思えば、辺古山の顔が眼鏡までべっとりと汚れた。その顔を見て九頭竜の理性が焼き切れた。

辺古山「ぁっ!?」

肉棒を引き抜いた九頭竜は辺古山を押し倒す。眼鏡が外れる程の勢いのまま、股を押し広げる。痛みに顔をしかめた彼女が見上げると、彼女の主が血走った目で自分の顔を見下ろしていた。そこで恐怖を感じたのはなぜなのか。そこで傍に居た日向に目を向けてしまったのはどういう心理によるものか。

九頭竜「いれる、ぞっ!」
辺古山「んんっ!!?」

見えていない九頭竜は手に持った肉棒を秘所目掛けて突き刺した。

辺古山「やめっ!?んあっ!?」

乱暴な挿入に辺古山の身体が跳ね回る。ローションが塗られていた為まだマシだったが、それでも痛かった。だが、同時に不思議にも思った。いつも日向とする時はこれ以上に乱暴だった。だというのに、なぜ痛むのか。――――――頭の中の冷静な部分が濡れているからだと囁いた。
日々の調教により、日向の裸体を見るだけで昂るようになっているからだと彼女自身が分かってしまった。

九頭竜「ぺ、こっ!?」

九頭竜も違和感を覚えてしまった。愛しい女はどこか苦しそうに悶えていると。――――――先ほど日向と抱き合っている時とは違いすぎると。
頭に過った最悪の光景を振り払うように九頭竜は腰を必死に振ろうとした。

辺古山「ひ、なたっ!?ひなたああああぁぁ!!?」
九頭竜「……ぁっ」

だが、女の叫びで心が折られた。動きをやめると辺古山が睨んできた。初めて見る反抗的な目。――――――反抗?何を言ってる。自分とペコは対等なはずだ。ペコは都合の良い道具なんかじゃない。
そう考えている時、九頭竜の肩に手が置かれた。見上げれば日向が居た。苦虫を潰したような顔だった。

日向「……離れてやれ」
九頭竜「あ、ああ?」

何を言われてるか理解できない。疑問の声を上げながら、それでも退かなければならないと思った九頭竜は退いた。瞬間、辺古山が抱き着いた。――――――抱き着いた相手は九頭竜ではなく日向であった。日向もまた驚きはしたもののゆっくりと抱きしめ返した。九頭竜は口を開けたまま、ソレを見ていた。

ヤハリ、オマエガイイ ソウカ、ワカッタ

聞こえた言葉が脳に届かない。意味の分からない恐怖に歯の根が合わなくなってくる。
発情しきった顔で日向を見上げる女が誰か分からない。目をつむり、日向の方へと唇を近づけていくあの女が誰か分からない。

――――――俺のペコはあんなのじゃない。

望みが叶った筈の男の脳裏には、そんな言葉がずっと反響していた。

【完】


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