25: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/06/09(日) 23:40:00.42 ID:59Q6wWYh0
それは、魔が差したと言いましょうか。
「ふっ……んぅ……」
夕日の差す事務所の中、一週間何も変わらないままの机を見て、寂しくなってしまったのです。
「P、さん……」
もう何日も出張と営業で事務所を空けているプロデューサーさんの机は、掃除の主すら所用に取られてしまって少しだけ埃がかかっていました。
ぐちゅり
「はぁ……っ、は……」
いつもなら埃はおろか、文字通り何もないくらい綺麗にされているはずの机が、あなたの不在を示していて。
ぐい
「少し……強くしてもいいでしょう、か」
それは、同じく会えない時間がそれだけあったということで。
「Pさん……」
切なく、なってしまったのです。
「P、さん……」
P「呼んだ?」
文香「ふみっ!?!?!?!?!?!?!?!?!?」シュババァ!
文香(割と簡単に会えました)
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