【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
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[saga]
2019/08/19(月) 22:59:31.82 ID:jQlA3K0jo
樹「正直に言うと、私は卒業式が嫌です」
風「樹?」
樹「だって、やりたいこと……全然できなかったじゃないですか」
樹は今年中学生になったばかり
いや、今ならば去年だろうか
いずれにしても、一年生である樹にとっては出来ないことが多かったことだろう
けれどもその中でも、さらに多くの出来ないことがあった
出来なくなってしまったことが多かった
だから、切り取られてしまったかのように不足する
だから、卒業式を求められるのは、少しさびしさがある
東郷「樹ちゃんの気持ちは分かるけど、でも、久遠先輩が卒業しなかったら、留年よ?」
樹「そうなんです。我儘でしかないんです」
東郷「でも、私も久遠先輩が留年してくれたら。と、我儘を思うわ」
友奈「久遠先輩が留年したら、一緒に卒業できるから。だよね?」
東郷「……もうっ、友奈ちゃんったら」
言いたかったことを奪われたのに、東郷は嬉しそうに言う
悪いことではあるけれど、ただただ口にするだけの我儘だからこそ、
想いが同じであればこその望みだから、嬉しさが勝る
風「あんたたちなんていうこと言ってるのよ……」
園子「でも、天さんは少し、嬉しそうだよ」
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