【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
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606: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/08/22(木) 23:08:53.83 ID:v2grASeko

自分と誰か―言うまでもないが―を相手に想像したのか

それとも、自分とは関係のない人たちで考えたのか

囁くような、独り言のような呟き

感慨深さを感じるような羨望を抱いた友奈の瞳は光を見せる

疚しい気持ちの一端がなかったとも言えない東郷は

僅かばかり気まずさを滲ませた笑みを浮かべた

東郷「そうね、友奈ちゃん。取り合いなんてもってのほかだわ」

樹「そんなことは誰も言ってないんじゃ……」

東郷「それはそうだけど、久遠先輩があげるなんて口にした日には大騒ぎになるわ」

なるでしょう?

そう、威圧的な声色で述べた東郷だが、

樹は否定も肯定もせずに困った表情を見せると

考える素振りを見せて「そうかもしれませんね」と譲歩する

確かに、永遠の結びともいえるようなお呪いは魅力的だが

天乃本人と一緒に居られるだけで十二分に幸せだと思える樹からしてみれば、

それ以上望むようなことでもないと言うのが、本当のところだった


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