【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
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710: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/09/01(日) 22:15:39.03 ID:ByjBWaYOo

天乃が神婚の儀に向かっている不安をかき消そうとしているかのような、賑やかさ

笑顔はあるが、恐れもある

しかし、そればかりではいられない

なにより、多少の余裕がある方が、勇者部は最も力を発揮できる

園子「天さんには聞かせられないねぇ〜」

夏凜「天乃は天乃で、ああ見えてボケに回ると言うか……全力で楽しみに来るから」

困ったものだと、夏凜が悪態をついた瞬間に……それは訪れた

夏凜「なに!?」

地を割くような、轟き

天をも穿つような、轟音

夏凜達の乗っていたバスは突然の揺れにハンドルを抑えきれず、

ブレーキがかかる前にガードレールに突っ込んでいく

友奈「きゃぁぁぁぁっ」

風「ちょっ、友奈っ!」

園子「だめっ!」

衝突は衝突を生み

バスの中には悲鳴と荷物が飛び交い

小さな体の子供さえ、座席から浮き上がる

樹「間に合ってッ!」

樹が慌てて勇者の力を展開し、

車外に吹き飛びそうな子供や、友奈の体を捉える

だが、それでバスが停まるわけではない

勢いを殺しきれず電柱へと衝突し、横転へと傾く

けれど、バスは倒れることなく斜めのままに停まる

恐る恐ると顔を上げた人々の視界の先で、

大きな狐がバスを支え、赤い瞳が車内を覗く

天乃の精霊である、九尾だ

九尾「呆けるな小娘共! 奴が来ておる。さっさと出てこんか!」

九尾が本来の姿で姿を見せたということは――つまり、戦いが始まることを示していた


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