【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
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770: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/09/08(日) 19:56:19.56 ID:g8fALRkeo

血生臭く染まった空

台風の目のような中心部が、光を放つ

夏凜「!」

何かが来る

直観的に判断した夏凜が下がった瞬間、目の前を一筋の光が貫く

それは、精錬されたスコーピオンの槍のように凶悪な輝きを放ち、

撃ち貫いた樹海の根の命を削り取る

夏凜「来い……こっちにこいッ!」

その声が届いたのか、届いていないのか

定かなのは、敵の目は夏凜に向いていると言うことだ

一筋だった光は、流星群のように降り注ぐ

ごくりと息を飲み、肺の時間を止める

日本刀を握る左右の手に呑み神経を集中させる

回避をすべく足を止めたが、回避は無理だ

であれば、すべきことはただ一つ

杭を打ったように足を止め、枯れた木の根がぐりゅりと抉れるのを足に感じる


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