【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
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797: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/09/10(火) 22:37:33.00 ID:yf2FVwFzo

樹「出来ることのすべてを、尽くすべきなんじゃないかって、思うんです」

歌野「それで死んだら、元も子もないわ」

樹「それはそうですけど、でも、命懸けで立ち向かわなきゃ本気なんだって伝わらないこともあるのかなって」

天乃は常に、命懸けだった

その背中は偉大で、憧れで

けれど、その道を進むことはしてはいけない

それは険しいのではなく、死の道だ

天乃が使役し、今は千景となっている伊邪那美

彼女がいたとされる黄泉の国

そこへと至る黄泉比良坂

まさしく、天乃が歩んできた道そのものだ

しかし、そこに踏み入る覚悟なくば、神をも下す人間の強さは証明することは叶わないのではないか

樹は、神様の理不尽さゆえに、示すべきものの遠さを思う

樹「満開は、そのあとによっては死ぬ可能性もあると思います。でも、そこで怖気づいていたら、本気だって、言えるんでしょうか?」

歌野「……それを分からないとは思わない。ミーもシンキングしたわ」

樹「大事なのは、それをどう扱うかですよね?」

同意を求める樹の瞳を見つめ、

歌野はふっと息を吐いて、藤蔓を握る手に力を籠める


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