【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十九輪目】
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867: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/09/21(土) 00:36:24.42 ID:HxY5gT3Wo

夏凜に及ばなくとも抜き身刀での戦闘の心得もある

むしろ、今でこそ星屑と呼ばれる有象無象との戦いにおいて、

常に居合で切り伏せていたことなど数えるほどにもない

それでも、空の敵、居合の届かぬ専門外

向こうから向かってきていた星屑と違い、

天の神の化身は、その場から降りることなく大地を喰らい、木々を焼く

自らが神であることの証明のように

それが、あたかも神罰であると説くように

若葉「大天狗の力を使えば、容易ではあるが……」

それはまだ早計だろうと、若葉は目を閉じる

耳をすませば、炸裂する爆発音

友奈の駆けまわる足音、乱れる呼吸音

吹き飛ばされる音はしていないから、まだ無事だ

ゆっくり、柄に手のひらを置く

存外に籠る力の重みが、鞘に添えられた左手にのしかかる

若葉「……そうじゃないだろう? 乃木若葉」


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