モバP「誰々さんはマルマルバツバツ」
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4:名無しNIPPER[saga]
2019/06/19(水) 01:56:11.72 ID:SBa6CTgLO


どうしようもない我々に大槻さんが降りてきた

「〜〜〜〜?」

「…………」

いま、俺たち隠キャグループは人生最大の危機に直面している! なぜなら……

「〜〜、イェーイ!」

「い、いぇー、い」

選りすぐりの陰の者たちで構成されたカラオケ会に、突如クラスの、いいや学校の、それどころか日本の高校生の頂点に君臨するであろう上位ヒエラルキーのアイドル女子高生、大槻唯が乱入してきたからだ。なんでも、たまたまのぞき窓からクラスメイトを見つけたからとか。
ただでさえ、同じクラスで呼吸できるということに一生分の幸運を使っている我々にとって、同じ部屋でカラオケなど幸せにすぎて過呼吸になるほど。さながら彼女は、ドブに舞い降りた女神まである。
我らは女神とどうこうなる勇気などさらさらないから、せめて彼女を不快にさせないよう、団結して気持ち悪すぎない選曲を試みる。
ああ、それなのに。

「……あー! ゆいもこれ知ってる! ねえねえ、いっしょに歌ってもいい? やったー!」

「それじゃあ……えいっ。これなら知ってる?」(やや渋めな電波ソング)

「じゃー、最後にゆいのうた、聞いてくれたら嬉しいな!」(Radio Happy)

「はい、ターッチ! イェーイ!!」




女神は去り、後に遺るは死屍累々。
皆幸せそうな顔をしていたという。



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