穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『18』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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名無しNIPPER
[saga]
2019/10/03(木) 23:09:06.45 ID:DMjq1Avn0
穂乃果「さっきの漫画の話かなー、海未ちゃんって読書が趣味だけど読むのは大抵小説とかだから」
彼女のプロフィールにもよく書かれていたが書道と読書を嗜む
活字が主である海未が画で表現される漫画という本を手に取るのは…無いことも無いが珍しいか否かで言えばやっぱり稀なことであって
海未「もう…そんなにおかしいですか?」ムゥ
穂乃果「おかしくなんてないよ!」
とんでもない!と言いたげに手と首を振るう、ただ話題の1つとして振りたいだけだと述べてから次のように続けた
穂乃果「もしさ、今日読んでた奴の1巻の冒頭みたいな出会い方してたらどうなってたんだろうなって」
海未「私と穂乃果が、ですか?」ウーン
海未は暫く考えた素振りを見せた後でキッパリと…
海未「案外、今と何も変わらないのでは?」
穂乃果「えぇ…、そうかな?」
海未「そうですよ、多分初めて出会った頃と同じで見ず知らずの―――初対面の私の前に突然現れて、突然声を掛けて」
海未「そうやって、気が付いたら振り回されて一緒に居て…そんな毎日が楽しくなって」
海未「ええ、そうですねやっぱり変わりませんよ」クスッ
見上げた空の色はいつかの公園の景色と同じだった
つられて見上げた穂乃果も黄昏に染まった空色を見て懐かしい気分にさせられた…夕陽は人を踏みとどまらせ過去へ目を向けさせる
遠い昔に幼馴染のことりとじゃれ合って遊んでいたら木の幹に隠れる様にして覗いていた子を見つけた
自然と一緒に遊ぼうと声を掛けて気が付けば毎日遊んでるようになった
確かにそんな突然な始まり方だった、きっかけはいつだって突然
偶々その時代に巡り合い邂逅し、今の関係を築けた
これが幼少期でなく高校生になった今であったとしても、多分変わらない…もしかしたら真姫と音楽室で出逢ったのと同じ様に
唐突に知り合ってそこから仲良くなったかもしれないし、大人になった後で出逢ってそれから友人となっていたかもしれない
いつであっても、どんなときであっても、仲良くなれた、根拠は無いがそんな気がする
海未「いつだって、私は貴女と居ますよ…それはきっと、どんな時代であってもどんな世界でも変わらない、私はそう信じたい」
穂乃果「海未ちゃん…、うんっ!穂乃果もだよっ!」
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