風太郎「四葉と最後の夏休み」
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53: ◆GW6ap.sKMVtq[saga]
2019/06/29(土) 01:34:27.16 ID:IQGEXR1g0

二乃『だからお話しましょ!面白い話があるのよっ。ウチの料理当番は昔は五等分だったんだけど今は全部私になってるの』

二乃『なんでだかわかる?』

二乃『一花はいっつも出前で済まそうとするし、五月はご飯の量が全部自分基準で食べきれないくらい作るし、四葉はフィーリングで分量めちゃめちゃだし』

二乃『それでもまあ五月や四葉の料理は食べられない味じゃないわけ』

二乃『で、問題は三玖!あの子、いつもドクロマークが浮かぶような、まさに魔界の料理を作るのよ』

二乃『それで私達みんな三玖の当番の日は憂鬱で、結局、三玖のプライド傷つけないように、1番料理上手の私が全部作るってことにしてたんだけど』

二乃『そんな三玖がまた料理当番やりたいって言って、私と五月は反対したわ。でも一花と四葉が三玖の料理でも食べるって言って』

二乃『昨日、久しぶりに三玖がみんなの料理作ったんだけどね、相変わらず色合いが変で、シチューなのに紫色していたんだけど』

二乃『これが案外食べれる味なのよ。よくわからない隠し味が大量に入ってたけど、極めて際どいバランスの上に成り立った奇跡の一皿って感じで、変な味してるのに意外と最後まで食べれる」

二乃『ジャイアンシチューならぬ三玖シチュー、三玖は今度フー君に食べさせると張り切ってたわ』

二乃『で、今後は料理当番も5日に1回は三玖がすることになったわけ。あの未知の味のシチューはなかなか刺激的だったわ』

二乃『もしかしたら将来三玖、料理の道に進もうとしているんじゃないかしら。フー君はどう思う?』

風太郎(俺は適当に相槌を打ち二乃の話を聞きながら四葉の話をするタイミングと内容を伺っていた。)

風太郎(しかし二乃の奴、よくこんな意味のない話をべらべら喋るな。夜にわざわざ電話して話すような内容じゃないだろ…)

二乃『そうだ、今度の三玖の料理当番の日にウチに夕食食べに来なさいよ!妹ちゃんも一緒に!』



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