430: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/07/18(土) 10:33:18.54 ID:vu90vtJHO
#
「……ん」
「起きた?」
あの後、あまりの快感の強さから気を失っていたらしい。あるいは寝落ちかもしれないけど。
それにしても凄かった。全身で感じるって、本当にあるんだな……
師匠を見ると、背中に羽根が生えている。
「イマーラ、それは……」
「あ、これね。気が付いたらこうなってたわ。意識すれば消せるみたい」
シュン、とそれは一瞬のうちに消えた。ラーナやミラ、ミーシャと同じような感じみたいだ。ということは……
「何か、能力みたいなのが身についたんじゃ」
師匠は頷くと、右手を前に出した。その先には、何も入っていないグラスがある。
「ちょっと見てて」
師匠が目を閉じた瞬間、手にグラスが握られていた。……5メドぐらい距離があったはずだ。時間でも止めたのかな。
「これって」
「瞬間転移の応用ね。モノや人も転移できるみたい。人は相当疲れそうだけど、グラスぐらいなら簡単ね」
「なるほど……」
「盾にしたり、緊急回避に使ったり。不意討ち……にはどうか分からないけど、使い道は多そうよ」
師匠はクスリと笑うと、僕の肩にしなだれかかった。
「……まだ夜は長いわ。もっと……ね?」
※ゾロ目、90〜00以外は元スレへ移動
433Res/230.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20