399:名無しNIPPER
2019/08/27(火) 15:33:14.01 ID:cGYYJFqhO
でそのドレスを着せて
「目の見えねぇガキなんて使いもんになんねぇから」
今だとお医者様ってのはどこにでもいたが当時は、ほとんどいなかったのにそこに連れてってくれて目を治してくれたんだその手術の前大きな声でお医者様とひそひそ話している男の声が聞こえてきたんだ
「俺はよぉこんなナリしてっから怖がらせちまうかもしれねぇ。だからあいつの目が治ったらこの革袋の金貨を渡しといてくれねぇか」
バカだねぇその男も隠し事が苦手だったみたいでさ全部丸聞こえなんだよ。女の子は泣いちまったんだ。それこそわーんわーんって声あげて泣いちまったんだ
手術の間中、ずっと手ぇ握ってたんだ女の子の手をね。
手術が終わって季節がひとつ変わる頃やっと目の包帯がとれて回りが見えるようになったんだ。女の子はお医者様に一緒に来た男についてきいたが教えてはくれなかった。
けどね、治療費貰いすぎたから返してきてくれないかと言って革袋とは別に数枚の金貨を握らせてくれたんだ
男の住んでいた洞窟についても教えてくれてね
女の子は男に会いに行ったんだ
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