5: ◆3jMo9iZPSE[sage saga]
2019/09/19(木) 22:36:13.85 ID:RSNyvt7K0
部屋に入ってきたのは夕美ちゃんだった。こちらを見て、驚いたようにぽかんと口を開けている。
夕美ちゃん、比較的話が通じる相手だと思っていい。ありのまま説明すれば、わかってくれるはず。
と、落ち着いているつもりでいたけど、やはり色々とありすぎて焦っていたんだろう。あたしは立ち尽くす夕美ちゃんに歩み寄ろうとして、サイズの合ってない靴であることを忘れていて、思い切りつんのめって、すっ転んだ。
体が傾いた方向にさっきまで寝ていたベッドがあって、頭を打ち付ける。「あっ」と声を発して、夕美ちゃんが駆け寄ってくる。
「だいじょうぶ?」
ぶつけたといってもベッドのマットだから、たいして痛くはない。「うん、ヘーキ」と答えて、今さら声まで変わっていることに気付いた。
「ホント? よかった」
夕美ちゃんがほっと息をつく。
さて、あたしは夕美ちゃんに抱き起こされた格好になっている。
つまり体が密着しているわけで、夕美ちゃんの体は柔らかいなとか、体温高いなとか、なんかいい匂いがするな、なんて考えていたら、ちんちんが立った。
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