穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『19』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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156:名無しNIPPER[saga]
2019/10/22(火) 23:53:22.02 ID:LDfWCLFZ0
結果48…小泉花陽




   花陽「あ!真姫ちゃん穂乃果ちゃん!今晩は〜」


  穂乃果「今晩は、こんな時間に公園で会えるなんて奇遇だね」

   花陽「前にこの辺りで段ボールに捨てられてた子猫ちゃんが居て」

  穂乃果「子猫が!?…今はどうしてるの?」



   花陽「あっ、心配しないで、今はもうちゃんと引き取ってくれる人が見つかったから」


  穂乃果「そうなんだ…」ホッ

   花陽「今よりうんと小さかった時に凛ちゃんと冬のガレージで子猫を見つけた時があってね」

   花陽「寒さで凍えそうでマフラーを使って助けたことがあったんだ…その所為かどうにもそういうのを見ると放っておけなくて」


   花陽「直ぐに大人の人に連絡して引取ってくれる人を探して貰ったの、本当に飼ってくれる人がみつかって良かったよ」


   真姫「優しいわね…」クスッ

   花陽「えへへ、そんなぁ//」


   穂乃果「あれ?でもどうして公園に?」



   花陽「えっとね、なんていうかつい足を運んじゃったっていうのかな」


   花陽「もういないって分かってるのに、それでもなんとなくあの子猫が捨てられてた茂みの方を確認したくなったって言えばいいのかな」


 滑り台と砂場に埋まった半分のタイヤ、その奥にある茂みの方を小泉花陽は眺めて呟いた
頭ではわかっていてもついぞ其処へ脚を運んでしまう

人間というのは記憶にこびり付いた情景を強く意識する生き物だ


理知的な面では理解しても、心理の面で不意にその近くを通ると意味も無くそこを二度見してしまうという傾向がある
 それは恐らくどんな人間にだってあるのではないだろうか
人が人である限り、感情という物が備わっている限り絶対だ


極端な話、記念写真や所謂、思い出の品という奴だってそうだ


写真自体がその場で起きた事故や事件の現場状況を記録、後々検証する為の証拠として扱うなどが主な用途で
 "何か喜ばしいことがあったからその現場状況を映像として残す"という行為自体が不必要だとバッサリ斬り捨てられてしまう


にも拘わらず人間という奴はその何の意味も無い、―――無意味かつ無駄な行動をする




 人間に"感情があるから、心があるからこそ意味のある行動"だ、これがSF映画に出てくるロボットだかターミネーターならそんなことはしないだろうな



 穂乃果「―――――」


1 私は花陽ちゃんのそういう優しい所、すごく好きだよ

2 実は飼いたかった?

3 じゃあ心優しい花陽ちゃんには私からご褒美!真姫ちゃんと一緒に肉まんを奢ったげるね!

4 良い人に飼われてるといいね

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