穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『19』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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242:名無しNIPPER[saga]
2019/11/02(土) 22:12:49.65 ID:dS5VGIfJ0


  穂乃果「へへっ、昔からこういうのは得意だからね!」

  雪穂「野生児だったからね…お姉ちゃんは…」フゥ、ヤレヤレ



  穂乃果「それほどでも〜、って褒めてるのソレ?」


 幼馴染組3人で木登りして枝が折れた時も1人だけ上の枝を掴んで回避する瞬発力と咄嗟の判断
本能的に何をすれば最善で良い方向に進むか分かる、変なトコで昔から感は冴えていた

 現に今や雪穂の目に映る普段ぐーたらでだらしない姉は何故か最初期にスクールアイドルに目をつけて
これまた何故か最初期に真姫を初め有能な人材を見つけては片っぱしから引き込んだり、ハロウィンの時期に迷走した所で
最終的に変わらないままで良いと結論を出したり、なんやかんやで最適解を理路整然とした思考ではなく本能で叩きだすから困る



  雪穂「敵わないなぁ、昔もここでかくれんぼやってて、お姉ちゃんが鬼やるとなんでか私が一番に見つけられるんだよ?」

  雪穂「子供ながらに頭を振り絞って、ここなら絶対見つからないって場所に隠れても…」


  穂乃果「えっ、でも雪穂って結構わかりやすくない?何考えてるかパッと分かるから見つかるし?」


  雪穂「…それはない、断言できる」





  分かるなら、好意に気づけよ、likeじゃなくてloveの方の。



 と、恨めし気な視線で抗議するが都合のいい感をしてるのか、こういうものだけ全スルーしてくという欠陥もとい"欠感"である




  雪穂「はぁ…なんか色々腹立ってきたよ」

  雪穂(なんでこの人好きになったんだろう、なんでこの人の"妹"だったんだろう…)



 血が繋がってる、初恋相手が血縁者というのは業が深い、叶わないし100億歩譲って叶う環境だったとして問題がありすぎる



  雪穂「お姉ちゃんさぁ、もうちょっと自覚した方がいいと思うんだ」

  雪穂「馬鹿でだらしなくて、完璧な様で英文のスペル間違えた紙をNYで渡したり、電車に乗り遅れたりポンコツだったり」

  雪穂「でも不思議と周りに人が集まって来る、良い人も悪い人も」



  雪穂「世の中の人間がみーんな良い人だって限らないんだよ?こわーい人だってたくさんいるんだから」

  雪穂「もうちょっと警戒心を持って欲しんだよね、いや本当に」ハァ



  穂乃果「う、うん…気を付けます」



 心当たりのあることを言われては胸にグサリと来る、中々に耳の痛い話に気落ちする
見て分かる程に落ち込んだ姉に対して雪穂は…



       雪穂「…そんな不安で仕方ないお姉ちゃんには、これをあげるよ」スッ


       穂乃果「えっ、これは?」

       雪穂「…魔除けのお守りみたいなモンだよ、私から護りたい、大好きなお姉ちゃんにね」





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