穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『19』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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382:名無しNIPPER[saga]
2019/11/24(日) 21:34:47.99 ID:cEvt8ukm0
▼結果『82』分断+敵から挨拶代わりに一発




▽倒壊した建物の陰に潜り込み雨水を避ける、穴が空いて綿やスプリングが飛び出した横長のソファを見つけて

▽それを潜伏している場所まで引き摺る塵埃と瓦礫だらけの地べたに腰を下ろすのは何かと痛くて休めそうにないから、無いよりはマシだった




▽自分達の背は壁、上は屋根、視界の先は丁度外が見える、これならば敵の警戒もできよう


▽引き摺って来たオンボロを軽く叩いて塵を払う、そこに穂乃果を座らせて傘骨から絵里は自分の黒外套と蝙蝠達を外す

▽蝙蝠はスッと消えて闇色の粒子に変わり、水を吸って重くなった外套はバサリと振るって水気を飛ばす

▽壁から突き出た鉄杭と尖った破片に糸を巻き付けて洗濯紐の様にして乾ききらないだろうがそれでも少しの間は黒外套を吊るして干す






   絵里「参ったわね、まさかこうも…見つからないとは」帽子パンパン!


   穂乃果「くしゅんっ!…そうだね、てっきりすぐ見つかるかと…」





▽雨は勢いを殺さない、寧ろ小雨から集中的な豪雨へと変わり、余計に外へ出にくい状態になってしまった

▽魔力弾が使えない時の為に懐に忍ばせている実弾を一つ取り出して中の火薬で焚き火の1つでも起こせば冷えた身体も温まるのだが

▽それをすれば敵に居場所を教えるようなモノでやることはできない






▽相変わらず時計の針は秒針が1ミリたりとも進まない、時間の概念が狂いそうな夢世界で

▽雨煙が立ち込める中、二人はそこで雨宿りを続けた…







―――
――
―



     絵里(…あれから、どれだけ経ったかしら?)

     絵里(一向に敵はこちらに姿を見せない、まさか私達が来てるということ自体を知らないのかしら…)




▽ここまで何の動きも無いと疑念も浮かんでくる、いつでも撃てるように持っていた銃を握る力も弱まり

▽絵里はそっと銃を自分の隣に置いた





▽手を頬に当てて、息を吐く…冷えた空気に温かい息が白くなって消えていく




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