穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『19』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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74:名無しNIPPER[saga]
2019/10/19(土) 21:33:19.55 ID:GMU1pMnG0
結果74






 目の前の子は今なんと言った


 鼓膜が声を拾ってその単語の意味を解し、次に脳は発言の意図は何かを考え始める
何かの比喩か暗喩か、思い当たる物もつい最近の些細な出来事でもなんでもいい当てはまりそうな事柄を脳裏で探し
 それと並行して口を動かす





   真姫「はぁ? 魔物って突然なにを……?」




 なにをわけのわからないことを、と続けようとした矢先である
カッチリと紡がれた言葉のパズルが何かに嵌った様に







    真姫「い"っ、うっ頭が…―――」ズキッ


   穂乃果「ま、真姫ちゃん!?」ガタッ






 脳天を金鎚でゴンッと叩かれたような痛みだ、バール等の金属棒で硬い物を殴った時にジーンと来る痺れが如く鈍く長く消えそうにない感覚
そして、ふと景色が浮かんでくる此処じゃない、見た事も無い景色

自分じゃないけど自分が居る、そんな可笑しな光景





 昨日まで忘れてたことが思い起こされるような"覚醒"

 洗濯機に放り込んで可動させる寸での所でポケットに大事な物を仕舞っていたことをふと思い出したような感じ





  真姫「こ、ここは…それに穂乃果?、…待って、此処は一体?」


  穂乃果「もしかして、真姫ちゃんなの?"あっち側"の」






 突然、頭部を抱えて痛みを訴えた友人に駆け寄った穂乃果は先程までとは"目の前の真姫"の様子が変わった事に気が付いた
それこそ急に人が変わったとしか言えない様子を見て、思い当たった



 まさか自分の発言が切欠でこの深層心理世界の真姫が自分と旅してきた魔物娘の真姫と入れ替わったのではないか?と
勿論、そうだと断言はまだできない、だから確かめる為にもう一度同じ質問をしていく



  穂乃果「真姫ちゃんだよね?音ノ木坂学院に通う1年生の真姫ちゃんじゃない、魔物娘の真姫ちゃんなんだよね?」

  真姫「…え、ええ……でも、いえ、ちょっと待って状況を本当に整理させて頂戴…」





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