穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『19』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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95:名無しNIPPER[saga]
2019/10/20(日) 21:35:55.99 ID:FkEsan7K0

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 穂乃果「あたた…っ、雪穂めぇ〜思いっ切り強く投げてくれちゃって…」ヒリヒリ

   希「なんかごめんウチの所為で…」テクテク


 穂乃果「別に希ちゃんは何も悪くないじゃん、雪穂が悪いから良いの、まったく…もうっ」



   希(んー、穂乃果ちゃんアレかぁ、雪穂ちゃんからの気持ちに気づいてないパターンか…)

   希(あ、いやそれが普通なんか、実妹なんだから普通そうは思わんよな寧ろ思う方がヤバい奴なんやな…)




 女の子同士とか色んな問題山積みなのは一先ず置き、つい今しがた自覚しつつある感情に気が付いた希はそっと
自身の胸に手を当てる、いつもよりも2倍速の心音、隣にはよく遊ぶ同じ部活動の後輩…

 いつもと変わらぬ他愛の無い会話、いつもと変わらない神社への道、だがこの胸の高鳴りはなんだろうか


そんなものは決まっている、が…あえてこの場でそれを言葉にするのは野暮だ




  穂乃果「さっ、神社までこのお餅早く運んじゃおうっ!」テクテク

    希「う、うん…!」テクテク



 風呂敷に包んだ小さな箱には特注のお餅が入っていて、神田明神へこの時間帯に届ける予定だった
何故か拗ねて「お姉ちゃん一人で行って来れば?」と言う雪穂と何故か不機嫌でお茶を啜り留守番している真姫は置いて来て
穂乃果と希の二人で石段を登り神社へと今やってきた



    希「ふぅ…御日様昇ってるのに、外はこうも冷えとるんやなぁ」ハァ…




 かじかんだ手に吐息を当ててみる

 吐息はすぐに白くなり、冷え切った指先を温めるも長い間、寒々とした外気に晒されて芯まで冷えた手を温めるには
あまりにも刹那ですぐさま無情な空気が何事も無かったかのように両手に纏わりつく



    希「最近の気候変動でまだ手袋なんて必要ないって油断しとったなぁ、たはは…」



こんなことならコートとまでいかなくても手袋ぐらいは持ってくればよかったかな、と力なく笑う



   穂乃果「だったら、こうすればいいんじゃないかな」ギュッ

     希「ぁ…」ギュッ





   穂乃果「こうやって手を繋げばお互いの体温で暖かいでしょ?希ちゃんの手も温まるし、へへっ!なにより私も暖かいもん!」

   穂乃果「これぞウィンウィン?って奴」


    希「…///」ポーッ

    希「ハッ、…ふ、ふふっ!そやなぁー、win-winな関係って奴やね」ハハッ!




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