【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
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117: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/10/16(水) 22:16:10.68 ID:+jDASqwPo

天乃「こんな、怪我するまで……」

手甲で守られていた手は、比較的傷が浅く、

天乃は自分の左手を布団に沈みこませて包み込むように、友奈の左手に触れる

柔らかな少女の手

生気の温もりは僅かに薄れ

死の淵に立った弱弱しさが、嫌なほどに感じられる

普通の人が見たら、事故にでもあったと思うだろうか

ちらりと聞いたニュースを鵜呑みにすれば、

その可能性は十分にあるかもしれない

そんなことを頭の片隅に置きながら、右手で友奈の前髪を払う

眠る瞳は穏やか、けれど、痛烈さの残る眉間

そうっと頬を撫でると

眠りの中で苦しみから逃れられたのか

ちょっとだけ、落ち着いた寝息がこそばゆく耳に残る


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