【安価】Cランクスキルでも二つあれば天下を取れる
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63: ◆w2rtJDZI7zDj[saga]
2019/10/26(土) 09:28:49.88 ID:Yc4Esvyo0
大和「……っ」

彼はその時、想定外の状況に言葉が詰まる。

沙那「来ると……思っていたわ」

三倍ほどに広がった図書室……そして彼女を取り囲む氷の騎士。

沙那「……閉鎖空間なら勝てると思った? Cランクさん」

大和「ちぃっ!」

先も言った通り、中距離戦闘をさせれば彼女は無二の強さを誇る。

無数の氷の騎士達は騎乗槍のような鋭い氷の塊を彼に向ける。

大和「このっ!」

拳で穂先を砕くが、瞬時に氷が創造される。

最初は三騎だった騎士達も、時間をかけるほどに五騎にまで増える。

大和(初めてだなっ、名ばかりではないAランク!)

彼は楽しみつつ、状況が悪いことも理解する。

単純な物量を捌く力はない、彼は離脱を試みる。

沙那「…………人形……?」

数で言えば彼女の騎士の数倍はいる、綿の詰まった愛らしい人形達が彼の前に立ちはだかる。

その隙に彼が図書室を出ていくと、彼女は暫く騎士達を放置し読書に戻る。

……一方彼はと言えば。

大和「ははっ、ひっくり返せなかったか!」

珍しく声を上げて笑っていた。

つばさ「なんですかあの空間拡張はっ、まるで知ってたみたいでした!」

安心「も、もしかしたら……バレて、たのかも……」

大和「答えは倒せば分かる……ふふふっ、やりがいのあることだ」

彼はニヤつきを抑えられず、強面の顔がさらに凶悪になる。



【大和の行動】



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