18:第八供養-D「座敷童と男」 ◆sp6LDOtei.[saga]
2019/11/29(金) 22:50:40.50 ID:OEtw8Lej0
男「何だこれお札!?剥がすか」
女「無理よ」
男「やってみなくちゃわかんねぇ!」
女「やってみなさいよ」
男「何だこれ!全然剥がれない爪でカリカリやってるのに壁紙の方だけダメージいってる!」
女「だから言ってるじゃない」
男「これが家賃年間5000円の罠か」
女「安っす!!呪いの部屋じゃん」
男「完全に事故物件じゃんうわぁ引っ越そう」
女「ふふふ、もう遅いわよあなたはここから引っ越せないわ」
男「おい呪ってんじゃねぇよ」
女「いいからさとりあえずお菓子とおもちゃ用意して」
男「何でだよ!」
女「座敷童へのお供えに決まってるでしょ?迅速をもって良しとせよ」
男「何で超上から目線で命令してきてんだよ」
女「あのね?よく聞いて?私幸福を呼ぶ妖怪座敷童なのよ」
男「おう」
女「あなたを幸せにするために幸せパワーをためなきゃいけないわけ」
男「おう?」
女「この幸せパワーは私が幸せになることで溜まるのだから私を幸せにしなさい」
男「逆プロポーズかな?」
女「ちが……」
男「もうこんな茶番良いだろ?」
女「いい加減信じてよ!ちょこっと住まわせてくれればいいからほとんど消えてるから!」
男「まぁいずれはこの結界とやらを壊して出てった貰えばいいか、ほかに住むところもないし」
女「よっしゃー!年下男子と同棲だ!」
男「居候だろうが調子に乗るな」
そうして妖怪座敷童と男の奇妙な共同生活が幕を開け、
座敷童との共同生活は男が死ぬまでの数十年続いた。
そんな二人の時間がどんなものであったかは
別の機会に語ることにするが、
とにもかくにも男は起業しそして、
巨万の富と子宝に恵まれ大往生であった事は、
言うまでもないことである。
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