【あんこ】勇者「…………」
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100: ◆BKp9.Rbx5s[saga]
2019/12/13(金) 22:55:40.45 ID:6WuNUcnF0
【9→ 普通の男の子(自称)】
勇者「普通の男の子だって紹介しやがった宿屋の店主はぜってぇ張っ倒す」
僧侶「…………」
勇者「なーにが年相応なところもある普通の少年ですよ、だ間抜けがぁ! 」
僧侶「…………」
低級から中級までそれなりのモンスターを時に切り時に吹き飛ばし。
そこそこに苦労して辿り着いた洞窟の最奥。
心配して損をした、とかそういう問題ではなかった。
件の魔法使い様は僧侶と同じくらいか少し上、俺よりも下くらいの年齢だ。
顔もまぁ中の中から中の上くらい。身長も普通なら声も普通。
ただし普通なのと話通りなのは見た目だけのもので行動が既に常軌を逸している。
僧侶「…………オークやオーガってあんな流暢に会話できたんですね」
勇者「…………驚くところはそこなのか、僧侶」
僧侶「いえ、あの……なんというか…………えーっと」
勇者「や、分かるよ、うん。俺もどこに対してツッコめばいいのかは正直分からないからさ」
僧侶「はぁ……」
少なくとも多種多様なモンスターに囲まれて和気藹々と酒を酌み交わす少年は普通ではない筈。
それが十八年それなりに苦労して修行を積んだ俺の確固たる意見である。
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