男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」
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108:あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW[saga]
2020/01/14(火) 08:25:11.57 ID:xTBdQ34U0
〜外〜

男「………………………………」テク…………テク……………テク……………

男(………………街の明かりが、明るい………………俺らの世界と比べると、星がいくらか霞んでいるな………………それでも、綺麗な物は、綺麗だな…………………)

ドン

虎狐父「うわっと!?」

男「おっとお義父さん……………すいません」

虎狐父「ん、あ、ああ、君か…………………こんばんは」ペコリ

男「こんばんは……………月が、綺麗ですね」

虎狐父「ん……………!? ま、まさか君、そっちの方も……………!?」

男「え、いや。普通に月が綺麗だなー、と……………」

虎狐父「な、なんだ…………驚かさないでくれ……………男くん。どうしたんだ、こんな時間に……………」

男「ちょっと散歩に………………お義父さんは?」

虎狐父「私は……………なんか、眠れなくてね。ほら…………今日、色々あったからね」

男「大変でしたね」

虎狐父「主に君のせいでね」

男「まあ、座りましょう」

虎狐父「そうしよう。……………よっこいしょ」

男「…………………お義父さん」

虎狐父「………………なんだね」

男「ココハと、ハチカには、はっきり言って、こっちに帰ってきて欲しいんです」

虎狐父「ほお…………それはウチの娘達を捨てる、と言うことかな?」

男「いえ、そうではなく………………彼女達には、彼女達の人生があります。それは、俺の物じゃない。俺と暮らした時間よりも、こっちで、お義父さんやお義母さんと暮らした時間の方が、長く、大切なんです。……………彼女達は、俺の元にいたいと言うでしょうけどね」

虎狐父「……………………つまりは、何が言いたいのかな?」

男「最終的には……………彼女達を元の姿に戻して、お義父さん方にお返ししたいと思います」

虎狐父「…………………彼女達が、それを許すとでも……………?」

男「いえ、本当に返す訳ではありませんよ」

虎狐父「……………ん? どういう事だ?」

男「少し今あちらの世界の方で起きている問題を解決して、ココハとハチカの見た目の問題が解決したら、2人が見つかったと世間に公表して、今まで通り、学校に通い、学んで欲しいんです。せめてこの国のギムキョウイクを網羅したら、本当の嫁入り、という形で俺の所に戻ってきて欲しいんです」 

虎狐父「その義務教育の間は、君はどうするんだ?」

男「もちろん、俺も彼女達を手放す気はありませんから、どうにかしてこの世界とあちらの世界を自由に行き来出来るようなシステムを作りたいと思っています。そして、学校が終わった後でも、休日でも、2人には好きな時に俺の所に通いに来て欲しいんです」

虎狐父「通い妻、ねぇ………………それなら、私達もまあ、毎日娘達を見れて嬉しいなぁ………………」

男「あと、あちらの問題が解決して、こっちの世界でココハとハチカが発見されたという事になるまでは、お義父さんとお義母さんには俺達の記憶を消して貰います」

虎狐父「えっ!? なんで!?」

男「口が滑るといけないですから…………もちろん、1ヶ月に一度の再会の時には記憶は戻しますよ」

虎狐父「せっかく再会したのに………………でも、まあ、そういう事なら…………………」

男「すいません、お義父さん………………」

虎狐父「いやいや…………………娘達を、宜しく頼んだよ……………」

男「…………………………はい」




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