男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」
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あばんぎゃるど
◆X0vo94uImPEW
[saga]
2020/02/02(日) 00:57:45.46 ID:SGQHH/Qc0
〜とある王国のとある酒場〜
ガヤガヤガヤ……………
男「あんたが情報屋か?」
情報屋「ああ。おれっちがこの国一番の情報屋さ。あんちゃん、なにか情報をご所望か? 情報によっちゃあ高く付くぜ?」
ヂャラッ
情報屋「…………………なっ……………!?」
男「これは前金だ。この2人の女について何か知っている事は無いか? ああ、こっちの幼女に関しては古い画だからもっと成長していると考えても良い」
情報屋「お、おまっ、こ、こんなに貰えねえよ! 宝石なんて…………こんなの持ってたら明日おれっちは死体で見つかっちまうよ……………どんな高い情報でもこれ一個で良いよ。えっと、で、情報は………………偉く精巧な絵だな……………うーん、茶髪のくりっとした目の女に、褐色白髪、青眼の女ねぇ……………似顔絵だけじゃあねぇ…………………一応、写させてもらうよ」サラサラ…………
男「ふむ………………困ったな……………しかしこのまま何も聞かない、と言うのももったいないな。何か耳寄りの情報は無いか? 例えば……………十年前に生まれた、もしくは現れた何かの話とか」
情報屋「んだよその注文は………………」
男(どうやらシイコが死んだのが十年前らしいからな……………もしかしたら、強い力を持った転生者とかがその時代に誕生しているかも知れないから、十年前に生まれた、もしくは現れた何かについて聞いてみたが……………)
情報屋「十年前ねぇ……………いくつかあるけど、聞くかい?」
男「いくつも聞いても良いのか?」
情報屋「ああ。まあ貰う宝石は二個になるけど、いくつか話そうじゃないか。まあ、その情報があんちゃんのお役に立つかどうかは分からないけどな」
男「じゃあ三個やろう。十年前に生まれた、もしくは現れた物について、聞けるだけ聞こうじゃないか」
情報屋「だから二個で良いって!」
〜
情報屋「こんな感じだ。あんちゃんにとってなにか有意義な情報はあったかい?」
男「…………………分からない」
情報屋「そうかい」
男(この男の情報の中には、転生者の話は無かった……………割と広い範囲での情報を持っているらしいが、それでも無かった、と言うことは、転生していないか、あるいはもっと遠いどこかで転生しているか、魔族などの人間以外の種族、生物に転生しているか……………)
男「クソ………………! 情報が少なすぎる……………………!」ミシミシ…………!
情報屋「おいおい机にヒビが入ってるよあんちゃん!」
男「おっと、すまない………………他に、何か情報は無いのか?」
情報屋「情報と言える情報はもうなぁ…………………………いや、あれがあるか………………?」
男「何かあるのか?」
情報屋「いや、情報と言えるもんじゃねぇな……………ただの噂話だ。おれっちは信憑性が無い情報はあまり話さない主義で……………」
男「好きなだけここからとって良いから話せ」ジャラジャラ
情報屋「だから不確定な情報だっつーのに! それにもういらねぇよ!」
男「それでも良い。今はとにかく情報が必要なんだ。さあいくら欲しい」
情報屋「あんちゃん人の話聞かないね!? あー分かった分かった! タダで話してやるよタダで!」
男「良いのか?」
情報屋「なにせただの噂話だからな。おれっちもこんな情報で金をとるなんて出来ねぇよ。………………それにな………………」キョロキョロ…………」
男「…………………?」
情報屋「………………噂話っつっても、かなーりやべぇ代物なんだよ」ヒソヒソ………
男「………………ああ。聞こう」
情報屋「…………この国は魔法科学が進歩してるだろ? それで、どうやら国の魔学者達がやべぇプロジェクトをしているらしいんだ」
男「……………それは?」
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