男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」
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あばんぎゃると
◆X0vo94uImPEW
[saga]
2020/02/23(日) 10:14:25.43 ID:YrKj35sP0
〜
勇者「………………………………」フォンフォンフォンフォン……………
勇者(………………良かった。探ってみたところ、一応みんなは無事みたいだ…………………転移の罠で俺だけ転移されなかったから、どうした事かと…………………)
勇者(でも、罠があるって事は、誰か張った奴がいるということ。それに、張った意図もあるということ………………まさか、魔王が俺を一人にするために……………………?)
ガサッ
勇者「っ!」ズザッ!
男「いやぁ、まさかこんなにあっさり事が上手く行くとはな。………………勇者殿」
勇者「お、お前は、この前のバービーちゃんのっ!?」
男「覚えてもらっていて光栄だ」
勇者「まさか、お前がやったのか……………………? なんでだ、味方じゃ無かったのか!?」
男「勇者殿。俺は一言も君の味方だなんて言ったつもりは無い。あのときはバービーを助けるために、結果的にそっち側についたみたいになっただけだ。それに、俺はあの時言っただろう? 『今ここで』君達と戦う理由は無い、ってな」
勇者「じゃ、じゃあ…………………」
男「ああ。今がその時だ」
勇者「ほ、他のみんなは!? 他の仲間はどうした!?」
男「それぞれ戦いやすいように少し離れた場所にワープさせて貰った。そろそろ戦い始めているだろうな…………………ほら」
ズズゥン……………!
勇者(くっ、助けに…………………!)
男「そうは行かないぞ勇者殿。君が他の仲間を助けに行くには、俺を倒してからじゃないと駄目だ」
勇者「そっちの都合なんて知るか………! 二人いれば、倒して次に行くスピードも上がる! だから俺は……………!」
男「あ? 自分の立場分かっていないのか? 『俺が君を足止めしている』んじゃない。『君が、俺を、他の仲間の所に行かないように足止めしなきゃいけない』んだよ」
勇者「………………………………!」
男「念の為言っておくが…………………俺は、魔王じゃないが、ラスボスだ。君にとっての、最後の壁だよ」
勇者「なん、だと…………………………!?」
男「さて…………ではそろそろ行くぞ、勇者…………………俺の戦い方に卑怯とか言うなよ? こっちだって命掛かってんだ」
ズラァッ!
勇者「なっ!?」
吸血鬼娘「さあ、お主ら、訓練の見せ所のじゃあ! 砕けたら拾ってやるから、存分に死ぬ気でやるが良いのじゃあっ!」
黒石達「「「「「「わんわん! わんわんわんわん!」」」」」」
白石達「「「「「「…………………にゃ」」」」」」スンッ……………
チェス兵達「「「「……………」」」」ビシィッ!
勇者「こんなに大勢で襲いかかって……………恥ずかしくないのか……………!? 魔王…………じゃない、えっと………………………」
男「……………………………………………男だ」
勇者「男!」
男「………勇者殿には申し訳ないが、何一つ恥ずかしくは無い。なぜなら俺には愛する妻たちがいるのでな。絶対に勝たなきゃいけないんだ」
勇者「く、くそ………………この、数は…………………………」
男「数ばかり気にしてて良いのか勇者殿。例えばほら……………その右肩とかな」
勇者「え………………? …………っ!」チッ
ビシッ!
〜
褐色娘「………………風、西3.2、湿度25、温度20……………試験射撃、成功…………………」ニコッ
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