男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」
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377:あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW[saga]
2020/02/23(日) 10:14:25.43 ID:YrKj35sP0


勇者「………………………………」フォンフォンフォンフォン……………

勇者(………………良かった。探ってみたところ、一応みんなは無事みたいだ…………………転移の罠で俺だけ転移されなかったから、どうした事かと…………………)

勇者(でも、罠があるって事は、誰か張った奴がいるということ。それに、張った意図もあるということ………………まさか、魔王が俺を一人にするために……………………?)

ガサッ

勇者「っ!」ズザッ!

男「いやぁ、まさかこんなにあっさり事が上手く行くとはな。………………勇者殿」

勇者「お、お前は、この前のバービーちゃんのっ!?」

男「覚えてもらっていて光栄だ」

勇者「まさか、お前がやったのか……………………? なんでだ、味方じゃ無かったのか!?」

男「勇者殿。俺は一言も君の味方だなんて言ったつもりは無い。あのときはバービーを助けるために、結果的にそっち側についたみたいになっただけだ。それに、俺はあの時言っただろう? 『今ここで』君達と戦う理由は無い、ってな」

勇者「じゃ、じゃあ…………………」

男「ああ。今がその時だ」

勇者「ほ、他のみんなは!? 他の仲間はどうした!?」

男「それぞれ戦いやすいように少し離れた場所にワープさせて貰った。そろそろ戦い始めているだろうな…………………ほら」

ズズゥン……………!

勇者(くっ、助けに…………………!)

男「そうは行かないぞ勇者殿。君が他の仲間を助けに行くには、俺を倒してからじゃないと駄目だ」

勇者「そっちの都合なんて知るか………! 二人いれば、倒して次に行くスピードも上がる! だから俺は……………!」

男「あ? 自分の立場分かっていないのか? 『俺が君を足止めしている』んじゃない。『君が、俺を、他の仲間の所に行かないように足止めしなきゃいけない』んだよ」

勇者「………………………………!」

男「念の為言っておくが…………………俺は、魔王じゃないが、ラスボスだ。君にとっての、最後の壁だよ」

勇者「なん、だと…………………………!?」

男「さて…………ではそろそろ行くぞ、勇者…………………俺の戦い方に卑怯とか言うなよ? こっちだって命掛かってんだ」

ズラァッ!

勇者「なっ!?」

吸血鬼娘「さあ、お主ら、訓練の見せ所のじゃあ! 砕けたら拾ってやるから、存分に死ぬ気でやるが良いのじゃあっ!」

黒石達「「「「「「わんわん! わんわんわんわん!」」」」」」

白石達「「「「「「…………………にゃ」」」」」」スンッ……………

チェス兵達「「「「……………」」」」ビシィッ!

勇者「こんなに大勢で襲いかかって……………恥ずかしくないのか……………!? 魔王…………じゃない、えっと………………………」

男「……………………………………………男だ」

勇者「男!」

男「………勇者殿には申し訳ないが、何一つ恥ずかしくは無い。なぜなら俺には愛する妻たちがいるのでな。絶対に勝たなきゃいけないんだ」

勇者「く、くそ………………この、数は…………………………」

男「数ばかり気にしてて良いのか勇者殿。例えばほら……………その右肩とかな」

勇者「え………………? …………っ!」チッ

ビシッ!



褐色娘「………………風、西3.2、湿度25、温度20……………試験射撃、成功…………………」ニコッ




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