【安価】 剣士「負けた方がなんでも言うこと聞くんだぞ」 魔法使い「いいですよ?」
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8:名無しNIPPER[saga]
2019/12/16(月) 00:50:19.86 ID:LnwNLhnIo
ぶよぶよと流動性のある身体を揺らしながら、20ある瞳が魔法使いを捉え、魔物は彼女めがけて跳躍する




魔法使い「うわー包み込まれたら冷たそうですね」


剣士「馬鹿なこと言ってる場合か」



剣士が咄嗟に魔法使いの腕を引いて、身を引き寄せる
うわーなんて緊張感のない声を出しながら、宙に浮いていた魔法使いは抵抗もなく剣士の腕に収まった



魔法使い「あ、今どさくさに紛れて抱きしめようとしましたね」


剣士「守ったんだ、人聞きが悪いぞ」


魔法使い「ふーん?」


剣士「少し抱きしめるくらいよかったか?」


魔法使い「乙女心的にはありですね」


剣士「これは失敗したな」


魔法使い「ふふ」



スライムはその巨体をのっしりと動かしながらまたもこっちに目標を定める



魔法使い「ところで、剣は抜かないんですか?」


剣士「こんなやつ斬ってみろ。こいつには刃が通りにくいどころか、すぐに錆びてダメになる」


魔法使い「そういうもんですか」


剣士「だから魔法使い様の偉大な魔法でさくっとやっつけてほしいんだがな」


魔法使い「抱き寄せて守ってくれたのに、人任せなんですか? かっこいい所見たいなぁ」


剣士「……さっきのは冗談だ」




体当たりをしてきたスライムに、剣士は真っ向から蹴りで対抗する
子供一人分はあろうそのスライムの身体から繰り出される膂力と、さらにその上を行く剣士の蹴りの相反する力のぶつかり合いにスライムの体は膨れ上がり、そして膨らみきった身体は圧に耐えきれず弾けて絶命した




魔法使い「うゎ………」


剣士「…………」


魔法使い「…………」


剣士「……まぁ、なんだ。その…… すまない」


魔法使い「……最悪です」


弾けたスライムの肉片は飛び散り、それは剣士と、魔法使いの服と顔にべったりと付着した
そのあまりの異臭と不快感に魔法使いは鼻をつまんで剣士を睨んだ


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