【安価・コンマスレ】従者と主人の進む道
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43:名無しNIPPER[saga]
2019/12/28(土) 04:19:29.48 ID:eBDBzOw9O
「あと何時間だ?」

「ゲーティア帰還まで三時間と推測します。尤も、何事も無ければの話ですが」

「…着く頃には夜か」

馬を走らせながら、淡々と答えるメイド『アリア』。灰色の髪に褐色の肌、アテナとは違った形状に尖った耳と、普通ではないことを物語る。

人間とサキュバスのハーフである彼女は、同種に疎まれ生きてきた。

サキュバスとの混血であることを理由に、『どうせ不真面目で自由奔放な奴なのだろう』という色眼鏡で見られてきた、らしい。

彼女は至って真面目な女性であり無論、サキュバスだからといって全員が全員、一般常識で言う『ふしだら』や『不真面目』に当たる性格では断じてない。

また、誰一人該当しない、ということも断じてない。

それは、混血のアリアにも当てはまることだ。

サキュバスの性質自体は、遺伝子に刻まれている。それが発現するか否か。そこに個体差が現れるのだ。

「ま、どうでもいいがな」

「………?何か?」

「んにゃ、なんでも」


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