【安価・コンマスレ】従者と主人の進む道
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89:名無しNIPPER[saga]
2019/12/29(日) 01:29:08.09 ID:dBfgD179O
戻ってきた諜報員は、無言で一枚の紙を見せた。それを見たゼノは険しい表情をする。

『誰もいねぇな』

『襲撃が可能な拠点ということは即ち、我らラグナリアの軍勢がすぐ近くまで迫っているのと同義です』

『そんな危険地域に、貴族や将官が長居する可能性の方が低いでしょう』

『それと…』

『………?』

『猛将の情報をついでに調べたのですが、おめでとうございます』

『おっ、女か?』

『男です』

『クソァ!!!』

この瞬間、ゼノの野望が脆くも崩れ去った。


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