【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十一輪目】
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989: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/04/19(日) 21:44:39.88 ID:rrq2V0npo

√ 2月20日目 昼 (病院) ※日曜日


風「家は大赦が片づけてくれるって話だけど、どうする?」

天乃「ずいぶんと戻ってないけど、瞳が手入れしてくれてたって聞いたし、大赦に入らせなくてもいいと思うわ」

風「一応、世話になったのに」

天乃「私達の大切な家だもの」

巫女になって貰おうというような提案がなければもう少し優しかったかもしれない

しかし、大赦はここに至ってなお、天乃に背負わせようとしたのだ

天乃が大赦を許す理由がない

たとえ、そこに自分の祖母がいようとだ

風「それもそうねぇ、退院の荷物は纏めておくから。天乃は子供の面倒見ていて良いわよ」

天乃「ありがとう」

風「ところで、このおもちゃ何?」

風の手の上で、静かな鈴の音が転がる

二つの鈴がぶつかって、中の小さな球体が音を響かせられないもどかしさに揺れる

双子はそれでも気付いたのか、風の手に向かって小さな手を一生懸命に伸ばす

天乃「今朝戻ってきたら千景が持ってたの。水都さんが用意してくれたらしいわ」

風「確かにあやすのに重要だわ。あまりにも泣かないから、失念してた」

まだ言葉もうまくない赤ちゃんらしい声が、部屋に響く

風の手には届かないと解ったのか、

寝そべりながらギリギリ届きそうな袖に指先をかける

風「おーっ、えらいえらい」

風は嬉しそうに鈴を両手に分けて、双子の前に垂らして揺らす。

風に揺られたような、柔らかく、そして澄んだ音が木霊する

天乃「……風鈴?」

風「ボケだと思っていい?」


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